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東西暮れて踏迷て

東西暮れて踏迷て_d0037370_13491219.jpgさて・・・先日はWarAge、ビスクの街やイプス峡谷の惨状を目にしてきた私だが
今度はエルガディンの様子を確かめてやる、私はネオクへ向けて繰り出す
レクスールヒルズを走り、イルヴァーナ渓谷を東へ抜け、ネオク高原へ・・・そしてネオク山へと入ってみると
─── PresentAgeでの寂れたこの地とは別な場所なのではないか、そう思わせるほどに
再興し、姿を変えた、エルガディン王国がそこにあった

以前は狭く感じられた山の内部は開拓が進んでおり、大規模な神殿のような建物をはじめ
さまざまな施設が作られ、広々とした街が敷かれている
ネオクラングにあった商店や施設も、現在では全てこちらに移り、人気の全くなかったテントにも
商人たちが軒を連ね、沢山の兵士たちが訪れる
10年前とは正反対の ─── そして、現在のビスクの街とも全く逆の ─── とても賑わった様子だ
国力を回復したとは聞いていたが、これほどとは・・・ビスクとは別の意味での変容に、私は驚きを隠せない

東西暮れて踏迷て_d0037370_1243856.jpg広場の中央にあるここは・・・元の時代ではエルガディン王、オラージュが居た塔か
周囲には竜騎士たちの厳重な警護、どうやらこの時代でもこの塔は重要な場所らしい
中立の立場にある私は迂闊に近づくことはできないが、話に聞いている限りでは
病のオラージュに代わり、彼の側近であったミクルがこの場に立って
エルガディン軍を指揮しているという
・・・そうなると現在、オラージュはどこにいるのだろうか

元の時代のオラージュから平和を願う心を聞いた私は、この時代の彼にも話を聞いてみたかった
中立の立場にあり、まともに話を聞けるはずがないと分かっていても ─── それでも
民と共に苦労して国を建て直したい ・ ・ ・ そう話す、強き心を持った王の姿を、確認したかった

東西暮れて踏迷て_d0037370_1302997.jpg広大なネオク山に築かれたエルガディン王国を走る私だが、彼の姿はどこにも見当たらない
と・・・大きな宮殿のような物が見えてくる、恐らくオラージュはこの中にいるのだろう
だが、私は元の時代で聞いた、彼のある言葉を思い出す

「王たる私が、宮殿に篭もって民に命令する方が、変だろう?」

そう言って宮殿は造らずに、民との繋がりを全てとしてきた彼が ・ ・ ・ 病に身体を侵されたとはいえ
全く姿を見せずに篭もっているということがあるのだろうか?
病があまりにも酷い状況にあるのか ─── それともまさか、彼のやり方を良く思わない者により
「病である」として、この宮殿に閉じ込められていることも有り得る、のか?


どの道これ以上は、中立の私にはわからない
エルガディン側の状況としてわかるのは、現状ではこの程度、ということか
オラージュがどうなったのか、これだけがとても気にかかるところだが ─── 仕方がない
これ以上の長居は無用だ、私は再び渓谷へと戻る


東西暮れて踏迷て_d0037370_1455910.jpg来たときには渓谷の手前側から高原に入ったため、気付かなかったが
エルガディン王国からは、渓谷のグリフォンたちが住んでいた湖の近くに抜ける通路ができていた

見上げてみれば、元の時代ではエルガディンの反乱軍と正規軍とが対立していた砦も
今では争いも行われる事なく、沢山の風車が回る平和な光景になっている
正規軍の鎮圧があったか・・・もしくは、そもそも反乱軍は一刻も早くビスクを落とさんとする急進派だという
この戦乱の世に再び、エルガディンの竜騎士として戦いに赴いているのだろうか
ともかくこの光景に、私は少しだが安堵を覚える

と、この先にはガルム回廊へ抜けるトンネルも掘られているようだ、ここから森、そしてヌブールの村へ戻れるな
そういえばその途中にはドワーフの村があったはず、あの愛すべき頑固者たちは、この時代ではどうしているのだろうか



東西暮れて踏迷て_d0037370_14265438.jpg



そこあったのは瓦礫の山のみ、村はおろか ─── ドワーフたちの姿も、なかった。

この場所はイプス峡谷からは遠く離れた場所、ノアストーン解放による災害の影響はほとんどないだろう
恐らくこれは、戦いによる蹂躙の痕だ
何故 ・ ・ ・ この渓谷でひっそりと暮らしていた彼等まで、何故ッ!?


だが、考え直してみると ・ ・ ・ 私もまた、大差ない事をしている
元の時代で私が倒してきた、オークやグリフォン、イクシオン、それにオルヴァンといった者たち
彼等から見れば、仲間たちを殺し、皮を剥ぎ、肉を切り裂き、金品を略奪する ─── 私はまさに、侵略者そのものだっただろう
私は自らが生きる力を得るため、そして生きるのに必要な物を手に入れるためにと戦った、が
彼等にそのような事はわからない、わかったところで詭弁にしか聞こえない
そうして私が忌み嫌う 「死」 を、私自信が数え切れないほど作ってきているんだ ・ ・ ・ !!

相手を 「倒すべき敵」 として認識するか 「等しく生きる存在」 として認識するか
彼等とドワーフたちとの違いは、それだけだった

─── ビスクやエルガディンもまた、同じようなものなのだろうか



東西暮れて踏迷て_d0037370_156413.jpgああもう、考えれば考えるほどに、頭の中がぐちゃぐちゃになる
戦う者が戦う事にこんな思いを持ってどうするんだ、しゃきっとするんだ私!!

 ・ ・ ・ 気分は、晴れない

そんな中で目に止まる、咲き誇る花・・・こんな時代でも懸命に生きている、小さな花
私はこの花のように強く生きていけるのだろうか

足を踏み入れたばかりのWarAgeだが、私の中の戦争は、もう始まっているらしい









ひっそりごはん日記

シルヴァが シリアスモード でがんばってるそのころ、私はひっそりいつもの食べ物屋さん横で暗黒料理店
めずらしくカレーが売れたりして満足満足・・・はいいけど、いいかげん出番ないのが>x<
東西暮れて踏迷て_d0037370_15245460.jpgそのくせ2度目の髪の毛もっさーが来たり、食べるのと露店だけじゃ髪の毛もさもさするばかり・・・
このブログも「たのしいごはん」なのに、シルヴァの 「シリアス自己満足物語日記」 に侵食されてるし
ここはそろそろ私もスキルの大改装、いってみよっかな~? よーっし、思い立ったが吉、今週末は忙しそうだけど
来週こそはびしっと ・ ・ ・ え、なになに? えーっと

  一週間メンテナンス?


・ ・ ・ うわああああんTxT
by shiny_shiny | 2006-01-27 00:57 | シルヴァの奮闘日記


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