砂長じて巌となる

さて、前回日記を付けたのは一月前 ・ ・ ・ 相変わらず、どうにも最近弛んでいる私だ
このごろの活動といえば、もはや惰性でカオスに参戦するくらいしかなく、そのカオスですら
リンクデッドばかりでまともに戦い抜くことも叶わないとあって、気力を保つことが難しい、もうやる気も

─── ああもう、駄目だ駄目だ! 気分をしゃっきりさせろ!!

何も戦う事だけが私の生き方じゃない、むしろ戦う事は生きるための手段のひとつに過ぎない
まだまだこの狂った世界、ダイアロスには沢山の疑問や矛盾、謎が残されている
それらを全て自分の目で確かめてやると、決めたはずじゃないか!!


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・ ・ ・ まったく、いつもこのような気分が保てれば良いのだが、難しいものだ

ともあれこうして、気力を取り戻した私が向かった先は、ビスクの街のすぐ傍に在りながら
これまで一度たりとも足を踏み入れた事がなかった洞穴
その名も「ヴァルクリンドの巣穴」、アマゾネスと呼ばれる蛮族共が巣喰う場所だ

そもそもこのアマゾネスという一族は謎が多い、一見するとヒューマンの女性に近い体系だが
ドラキア帝国の民ともエルガディンの民とも違う、「ヒューマンに近いが別な進化をしてきた種族」 なのだろうか
その上、有性の種族と思われるも男性らしき姿はなく ─── 生態系も、謎である

巣穴のすぐ傍に位置する黄昏の砦 ─── 古代エルアン人一族の城塞跡とされる地にも
このアマゾネスたちは多数住み込んでいるようだが ・ ・ ・ 古代エルアン一族と言えば
高度な魔法文明と社会形態を為していた一族と聞く、この粗暴なアマゾネスたちと直接の関わりがあるとは考えにくい
おそらくアマゾネスたちが主の居ない砦に入り込んでいるだけだろう、とりあえずそちらは置いておき
今日はこの巣穴を徹底的に調べてやるか、私は棍棒を握り締め ・ ・ ・ 奥へ奥へと走り抜ける!!


そして立ちはだかるは、巨大な異形の怪物。 引き返せば、大量のアマゾネス。

数の暴力というものを、私は嫌というほど思い知った。



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一体一体はさほどの強さではないが、アマゾネスたちはキックを中心に多彩な技を織り交ぜて来る上
なんと言ってもその数が多い、これだけの手数で攻められると包帯を巻く余裕すらなくなってしまう
そして奥に進むと現れる、巨大な異形の怪物 ─── バルガーと呼ばれる奴等であるが
アマゾネスと同種の一族なのかすらも判断しかねる姿の此奴等は、他のアマゾネスたちとは一転
手数稼ぎの技は使わないが、その巨体からの攻撃は当たるとかなり重い一撃となる
ドゥーリン等を着込んだ私でも100程度のダメージだ

これだけの全てを一度に相手にしたのだから ・ ・ ・ 先程の結果は、当然の事だったろう

そういうわけだ、あちらが数で攻めてくるならば、こちらも数で対抗すれば良い
話を聞いて集まってくれたのは、回復と死の魔法に長けたサムライ、rielmoonさんに
やはり回復魔法と刀剣を使いこなすたまみさん、そして様々なスキルに長けたアサシンもみぢさん
頭数を揃えて再び向かうヴァルクリンドの巣穴、今度こそはッ ・ ・ ・ !


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こうして4人で向かってみれば ・ ・ ・ 何のことはない、大群相手でも大した苦労はなく
怪力のバルガーも集中攻撃で一気に倒してしまえば、さほどの恐怖ではない

とはいえ迂闊に最深部まで進むのも危険だ、とりあえず私たちが相手に選んだのは
巣穴の中央付近に現れるアマゾネスアーチャー、こいつはキックの高位技書や宝石を落とす他
腰に着ける瓢箪や、稀に現れる深紅の弓を持った奴からはその弓 ─── バーサークボウなど
なかなかに珍しい品々が手に入ることもあると言う
そしてバルガーキーパー、こちらは複数個のサファイアやエルーカスの名が冠された装備品を落とす
── 余談ではあるが、バルガーはマンカインドフェイタライズの技書なども所持しており、アマゾネスとの間には
    バルガーが「主」、アマゾネスが「従」という主従関係が存在するとも考えられる

このあたりが私たちの戦力的にも丁度良く、懐具合にも優しい相手と言えるだろう


・ ・ ・ だが、このメンバーは。 好奇心に満ち溢れており。


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結局やって来てしまった最深部、天井の崩れ落ちたらしい箇所からは光が射し込んでいる
急に現れた石造りの壁や柱は、位置から考えておそらく黄昏の砦、その一部が土中に埋もれた物だろう

そこに居たのは左右を護る二体のバルガーツイン、そして中央に座する巨体、エルーカスベイブ
見た目から察するにこの巨体はバルガーと同種族のようだが、「Babe」 という名からすると
これはまだ幼体に過ぎないとも考えられ、どうにも分からない
アマゾネスといいこのバルガーやエルーカスといい、此奴等の関係や生態系はどうなっているのか
黄昏の砦のほうも調べてみればもう少し分かるのかもしれないが ・ ・ ・ ああもうッ!


・ ・ ・ これくらいなら近づいても問題ないだろう、そう考えていたのが浅はかだった
この一団は目ざとく私たちを見つけると、鈍重そうな見た目からは意外な俊敏さで向かい来る
私たちは一挙に体勢を狂わされ ─── 乱れる陣形、分断、孤立、数の優位性が覆された先にあるのは


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再び襲いかかる、数の暴力。



なんとか死体を回収するももうかなりの時間、今回はこれ以上の探索は諦める事にする私たちだが
やられっぱなしは性に合わない! いつかはさらなる戦力を集めてあの巨体、エルーカスベイブをも討ち倒し
巣穴を征圧、その次には黄昏の砦、まだ見ぬあの最上階までも征圧してやろうじゃないか

・ ・ ・ リベンジを誓う私たち、私としては手段と目的がすり替わっているような気もするが
久しぶりの行軍で私の中に再び灯った火は、しっかりと炎となって燃え上がっているようだ ─── よしッ!




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・ ・ ・ 困ったことに、一度燃え上がった炎は。

勢いを弱めるということを知らずに、一人になっても燃え続けているのだった。

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by shiny_shiny | 2006-09-20 01:38 | シルヴァの奮闘日記


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