ああもう、忙しい、まったくもって忙しすぎる!
知り合いの人々から狩りに誘われたりもするものの、どうにも時間が合わない事が多々 結局のところ相変わらず、空いた時間に過去のエイシスケイブに通い ・ ・ ・ と思えば こんな所にさえもリンクデッドの嵐が吹き荒れ、気が付けばイクシオンだらけの元の時代に強制送還されていたり ─── なんというか、疲れてしまう それはそうと、過去のエイシスケイブに通い詰めていると、自分では使わない悟りや賢者の石も貯まっていく 欲しがっている知り合いのひとがいれば譲るとして、残りはオープンセラーでの露店販売を行い 少しでも資金の足しにしようかと思ったが ・ ・ ・ こういった物の販売は、意外と難しい 例えばshinyのように 「厨房師ハットを着けて」 露店販売をしていれば 「食料品を販売している」 と、傍目にも判りやすい またshinyのような場合なら食べ物屋付近、金属武具露店は鍛冶屋付近、木工屋付近では木製弓露店というように 露店販売の行われている場所からも、その内容を大まかには予想することができる これらに対し、悟りの石や賢者の石には、それを売っていると判断できるようなサインが存在しない とりあえず適当に、ビスク西銀行前という人の集まりそうな場所で露店を開いてみたが 案の定というか、どうも今ひとつ、人通りの割には露店を覗いていく者が少ない ─── さて、どうしたものか と、人混みの中から私を呼ぶ声がする ・ ・ ・ 誰だ、何処にいるんだ? 「目の前にいるんだけど・・・そこまで存在感薄いかなぁ?TxT」 む、shinyの姉貴分として、私もそれなりに世話になっているみつき姉だ ─── 相変わらず、目立たない それはともかくとして、わざわざ私を訪ねて来るとは何の用事だろう? 「今日はシルヴァちゃんにお願いなんだけど、しばらくの間、この子を預かっててもらえないかな?」 ああもう、私もshinyと同じく「みつき姉」と呼ぶから、ちゃん付けはやめてほしいと言ったじゃないか!! まあそれで、これは何? 渡されたのはアニマルケイジ、中を覗き込むと、そこには小さな猫が一匹 ・ ・ ・ なんでもみつき姉は三匹もの猫を飼っていたが、ペット屋も、それにケイジを預ける余裕もなくなり 預かってくれる相手を捜しているようだ まあ私といえば調教も召喚魔法も使わないし、ペット屋にもいつぞやの毛玉がいるだけだ、余裕はある、か さてと ・ ・ ・ こうしてこの猫は私の元へやってきた、ケイジから出した状態では「ミラクルキャット」という品種名しか付いていない これではなんとも味気ないな ─── む、待てよ? これは良い看板猫だ。 看板猫のおかげか、先程よりは露店を覗いて行く者が増えたようだ ・ ・ ・ 売れ行きも上々だ さすがに常に看板状態にしておくのも何だ、露店の際以外にはちゃんとした名前を付けてやっている つり上がった目、にやけた口元、そして自分勝手な態度 ─── この名前が、ぴったりだ
by shiny_shiny
| 2006-03-07 01:44
| シルヴァの奮闘日記
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